マンガの翻訳と日本文化を愛する青年の話
初めての経験ですが、只今、マンガの翻訳に取り組んでいます。中国の漫画。
まだ一部ですが面白そうです。マンガ大好き。日本文化の影響を色濃く受けている内容のように思われます。形になるまで少しかかりそうですが、売れたらいいな。
日本文化といえば、今日連絡があり知りましたが、知り合いのスペインのお友だちのお子さんが若いのにガンで亡くなったそうです。まだ17歳くらいだったはず。ガンもかなり進行していて、つらそうだというその青年に何か欲しいものは無いかというと、日本の有名なアニメのグッズが欲しいと。どうにかその青年が好きだったアニメグッズを手に入れる方法がないかと、知り合いのご夫婦や、遅ればせながら私もいろいろ調べてみた記憶がたしか5月くらいだったはず。結局はご夫婦がうまく手に入れて青年に渡す事ができたとの事で、何となくホッとしていました。
外国人で会った事もありませんが、日本文化に興味を持ってくれていた前途有望な青年が若くして亡くなったというのを聞くと、ショックを隠せません。その青年のお父様お母様の気持ちを思うと……はー…ため息しか出ません。
人はいつ死んでしまうかわからないという事をここ1年で様々経験したので、子どもを連れてたくさん旅行にいって、たくさん思い出を作ろうと決めたのが今年の春頃でしたが、やっぱり仕事とかいろいろあるしな、なかなかそう頻繁に旅行にばっかりいってられないよな、とか。貧乏人の思考回路です。でもやっぱり……たくさん思い出を作ろうと思い直しました。
日本が大好きで、サムライが大好きで、髪の毛もマゲのようにしていたそうです。
ご冥福をお祈りします。
その青年が好きだといっていた日本のアニメのうちの一つ。 今度読んでみよう。
小林麻央さんの訃報 ~中国では、その他~
老若男女問わず、今日はたくさんの人が残念な気持ちで一杯になった一日でしたよね……。
でも……
麻央さん…"私が今死んだら人はどう思うでしょうか。34歳の若さで可哀想に?私はそんな風に思われたくありません。私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、愛する人に出会い、2人の宝物を授かり、家族に愛され、愛した、色どり豊かな人生だから"https://t.co/bdxdKZCNye
— Mariko Oi 大井真理子 (@BBCMarikoOi) 2017年6月23日
お友だちがリツイートしていたこの記事を読んで、ああこんな風に考えていたのだなと改めて知りました。
さて、中国では
日本人の方かもしれない、分かりませんが、微博上でも上記のBBCの記事が中国語に翻訳されていて、注目を集めていました。微博は簡単にいえば、中国版ツイッターみたいなものです。
↓上記のBBCの記事の中国語翻訳
http://overseas.weico.cc/share/3055874.html?weibo_id=4121800693159233
後は櫻井翔さんのインタビュー動画がすごく出てました。
このようなニュースを見ている中国の人は、もともと、日本のニュースに興味がある方が多いかと思いますが、今日の訃報に触れた日本人と同じように、涙が止まらなかったとか、お子さんが小さいのに……とかいうコメントがたくさん見られました。
また、最期にご主人(や家族にもかな)に伝えた「愛している」の言葉に対しても、「そのような言葉を言いながら天国にいけたなんてきっと幸せだったに違いない」というようなコメントもよく見ました。現地で亡くなる前から日本語の先生が麻央さんのブログの事を紹介していた、という人もいました。また、自宅療養に切り替わった事を、退院して回復に向かっていると想っていたのに、という人もいました(これは日本にもいたかもしれませんね)
ブログに自分の事を綴った事で、亡くなる前にも後にも、日本だけでなく、世界にもたくさんの影響を与えたんだなと思います。今更ですが、ブログってすごいな……と思うと同時に、麻央さんはやっぱり素晴らしい人だったんだなと思います。
個人的には、最期のブログの最期の言葉が胸にしみました。
皆様にも、今日 笑顔になれることがありますように。
小林麻央オフィシャルブログ「KOKORO.」Powered by Ameba
きっときっとご家族の事を天国から見ていますよね。ご冥福をお祈り申し上げます。
一路走好,愿你在天堂安息。
お邪魔虫
お邪魔虫になるって、例えばどんな体験の事?
リンク先の説明は中国語がわからない人にもなんとなく分かりやすい。絵で説明してあります^^
ツイッターって本当にいろんな事を教えてくれるなーとおもって、正直FBより好きです。ツイッターを作った人ってホント天才って思う……けど金儲けは下手だよね……だからツイッターの株を買う気にはなれないんだよな。でもそういうところも含めてなんかツイッターは好きだ……。
まあ、いろんな事を教えてくれるのは、厳密に言えば、ツイッターというプラットフォームに登場するいろんな人たちです。片田舎のおばちゃんには刺激的です。今日、たまたまリツイートされる事が多かったのですが(滅多にないです)その中で、たまたま以下のようなツイートを発見。
お邪魔虫=【电灯泡 diàn dēng pāo】
— 中国語難しめbot (@oxChinese) 2017年6月18日
(ex)电影院里只有我和一对情侣。我完全是个电灯泡。=映画館には私と一組のカップルしかいない。私は完全にお邪魔虫だ。
电灯泡って……豆電球、っていう意味しか実はあんまり良く知りませんでした……こんな意味があったとは。翻訳してるといっても日々勉強ですね。最近は取説に出てくるような用語とか契約書用語ばっかり勉強してたから……。まあ、日本語でもそういう要素が多分にありますが、お邪魔虫といえば、恋愛の場面で使う事が多いですよね。中国語でもそうみたいです。
日々、これからも勉強ですね……昔買ったけど、準一級はHSK6級よりだいぶ難しいよ……
「aTimeLogger - Time Tracker」をチェック!
自宅で仕事をする時間が増えたくせになんかダラダラやってる気がして、時間管理のために導入したら、何やってるかよくわからん時間がほとんど消えました☆
まぁ翻訳は毎回内容が違うので、調べる事も多いし、作業が始まると集中できないとか言ってる余裕があまりないんですが問題は原稿とかの仕事ですよ。。。
ネット見たり、本読んだり、自分がどれくらい間隔で集中力が途切れるかよくわかりました(汗)
aTimeLogger - Time Tracker - Google Play の Android アプリ
愛用してるカレンダーアプリのTime treeは次はこう言う一日の時間を管理するアプリを作ってほしい、とこんなとこで言ってもアレだよね。(´∀`*)ウフフ
火蟻(ヒアリ)どんな虫よ?
夏になると、ヒアリは非常に活発に活動し、繁殖期の季節になります。ですから、ヒアリがいるかもと疑いを持ったら絶対に適当に脚を踏み入れてはいけません。ヒアリの報復攻撃を受けたくなければ、すぐに監督官庁へ連絡してください。万が一噛まれてしまって、体調がおかしいと感じたら、すぐに医者にいってください、のんびりしていてはいけません。
……偏見ですけど、神戸港って何かとトラブル多いよね……忘れもしませんよ、長男出産後に新型インフルを散々警戒して成田とか映画のアウトブレイク状態だったのに、結局神戸港経由で新型インフルは上陸した件。
そして、広州にすんでましたが、知りませんでしたよ、ヒアリってなんすか!!みんな知ってた?
蟻は一般的に噛まれたら痛そう、という印象がありますが、そもそもヒアリって蟻みたいなハチじゃないの?って思ったりします。中国語ではそのまま火蚁って、火のアリってかいてますが、見た目が赤くて、体調はそれほど大きくなく、2.4-6ミリ程度なんですが、なんと刺すのはお尻の針からだって書いてあるんですけど……(汗)。そりゃ間違いなく痛いです。
刺されてアナフィシラキーショックが出ると、顔が「豚の顔みたいになる」とかいう記載もありますね。とにかくすぐに病院に行く必要があります。
まさに、夏が始まる今、ヒアリは元気いっぱいらしいです。そうだな、順徳にいたってことは確実に広州にはいますね。日本でも気をつけないといけません。
見てこのお尻の針……めっちゃ痛そう……南米原産
刺激を与えたら当然怒るわけですが、一番怒るのは、巣に入ってきたと感じた相手で、尻の針でガンガンにさすらしいです。巣を作っているところに迂闊に近づいたら駄目ですね……今はまだ巣を作っているかどうかわかりませんが気をつけましょう。
高周波音の蚊よけギア
アモイの検疫でデング熱の症例が1件報告されました。ここ最近で5件目です。
患者は、福州の人でフィリピンからアモイ空港での入国のときに体温が高いことから検疫の医務室で確認したところデング熱の陽性と判断されました。ここ4週間ほど仕事でパプアニューギニアにいたという事です……
今年はどうなんですかね、、、デング熱。広州にいるときは日本でも報道されていたとおり、かなり流行した年がありました。あれはたしか……2013年だっただろうか。大切なママ友がとてもつらい時期だったので、近くの広い公園を散歩する約束をしていたのに、デング熱の薬を朝からまきまくるから、体に悪そう過ぎて散歩を断念した事がなんどもありましたよ。話を聞く事よりも、一緒に運動するっていう事が大切だったのに、あのときはまじでデング熱を呪いました。この、猛烈運動嫌いな私が、わざわざウォーキングしてやろうっていってんのにさ!デング熱め!
そして、私の父親も、デング熱経験者(マレーシア長期出張時)まあ、彼はジャングルのなかで調査するような過酷な仕事をしていたので、デング熱やマラリアになっても「そら、なるわ」とうなずけるような環境だったんですがね。
で、このデング熱今年はどうかというと、上記の通りです。これが多いと見るかどうか。数年前の流行以来、死者も出して患者数も膨れ上がったことから、中国政府や広州市はかなり厳重な対策をしている、と思えます。まあ厳重な対策っていったって、猛烈に薬をまきまくるというだけなんですけどね、うふふ。
ところで、私もアジアが好きですし、リゾートも大好きですし、今年も子ども二人と一緒にマレーシアはコタキナバルまで行ってこようと想っていますが、いかんせん、蚊が常に心配です。これまでは自作の蚊取りスプレーを大量に常備(向こうで作りたせるようにアロマオイルとかアルコールも実は持ち込んでいたり、現地調達もたくさんした)し、蚊取り線香もいつもたくさん持っていってましたし、ベープのスプレー的なものも部屋の中においたりとかしてました。が、そんな私が一番ほしいと想っているのが、これです。
中国はババ抜き合戦→ババしかない合戦へ
野菜を売って稼いだ1500元が全部偽札だったとは 突然の出来事に涙が止まらない
安徽省に住む老人が野菜を売って稼いだすべての貯金を銀行に預けようとすると、銀行員が彼に告げた一言で、老人は涙が止まらなくなった……
……私は中国の様々な事情に詳しい人たちを直接知りもしないのにツイッターでフォローしたり(お返事をもらった事がある人もいますが)されたりしているのですが、そこに偶然流れてきたニュースでいろいろなことを知ります。ほ~、へ~と思うような事ばかりで興味深いです。ほんと、中国いる時になんでVPN接続してツイッターやらなかったのだろうか。まあ、ウェイシン、微博ばっかりみてましたね……。
で、私はこのニュースを見て、なんちゅー気の毒なおじいちゃんだよ、許せないな悪い奴らめ……と思うと同時に、じいさんどんだけ世間知らずやねん、現金100元もらったら偽札かどうかその場で調べるのは商売人のDNAに刻み込まれたデフォルト動作じゃないのかよ!?と思ったのですが、ふと、ここに来るべくしてこの偽札たちはこのじいちゃんのところに来てしまったのでは?という事に気がついたのです。
実際住んでいた私が日本に帰国した途端に訪れたキャッシュレス社会の大波に、私も「すごいザマス!」とこのブロクでも書きましたし、実際今もすごいなーと思ってはいるのです。が!当然ながらキャッシュレス社会なわけですから、現ナマの流通量は減るわけです。減るというか、銀行に行く、という方が正しいのか。
ところがです、当たり前ながら、銀行に行く現ナマで、まともなお札(という言い方もへんですが)は当然銀行に預金されるわけですが、まともじゃないお札(偽札!)は銀行は受け取ってくれません。そこは完全に泣き寝入りすることになります。
少し話はそれますが、少し前の中国は、現金やり取りが発生するありとあらゆる場所で、とくに50元以上のお金に対しての偽札か否かのチェックは当たり前の光景で、実際その「偽札探知機」の中にコピー機の紙が詰まるがごとくお札が詰まってまともに会計できなくなる、というような事もいわゆるよくある光景として牧歌的な雰囲気すら漂っていました。毎回偽札のはやりは変わり、とある特徴を持っているお札は偽札!という情報は広まるのも早く、お札の透かしを確認する行為は今思い出してもすごく懐かしいです。
で、話は元に戻りますが、こうなると、現在中国国内に流通している現ナマは、現金しか使わない人々のところに流れていき、最終的にはこのおじいさんのような情報弱者のもとに貯蓄されていく事になります。おじいちゃんは本当にかわいそうなのですが、典型的な偽札の旅の終着駅なのです。まさにババ抜きのババが大量におじいちゃんのところにあるようなもんです。むしろ、おじいちゃんが持っているお金以外も、もうババしかないのではないかとすら思える(大げさに言えばね)
そして、そろそろ勘の良い方はお気づきだと思いますが、おじいちゃん以外に、このキャッシュレス社会の恩恵を受けられないor受けにくい人=偽札つかまされる可能性が高い人たちがいます。そうです、旅行者&出張者のような短期間中国に滞在する人たち、です。よほど頻繁に出張でいくビジネスマンを除いて、銀行口座を持っていない人が多いと思いますので、銀行口座と連結している中国のウォレットシステム(Wechat Paymentや支付宝)を利用できません。となればどうする、現金決済しかありません。手品師のような事をするタクシーの運転手に100元だそうもんなら、50元の偽札をつかまされるし、100元は偽札にすり替えられるし(自分が渡した100元札を偽札だと言って戻してくる、実際偽札だが、それは相手にすり替えられた100元札)という悲惨な目にあう可能性は私がいたリスクよりもかなり高いのでは!!と勝手に煽っておきます……。実際この仮説を中国人の友だちに言ってみたところ「あんた、なんでわかるの、広州まだ住んでるんでしょ?日本にいないんでしょ!?」と言われましたwww そんなわけない……しかし、住んでる中国人が認めてます、キャッシュレス社会、QRコードを使えない旅行者が偽札掴まされる事件はかなり多くなってると!(また煽る)
というわけで、このブログの人、勝手に不安をあおりやがって、と思うかもしれませんが、「偽札つかまされても、また一興(*ノω・*)テヘ」と思っているわけじゃない方、できるだけ現金は信用できる人に渡して、なんとかしてできるだけキャッシュレス対応できる人経由で払ってもらうようにするのが無難でございます!
以上!煽ってごめんなさい……関係ないけど、本業の翻訳が忙しくて、全然ブログ書けませんでした……
※あ、一つ思い出しましたが、たしかWechat Paymentにはクレジットカードを登録する所が会ったような気がします。悪質なQRコードをスキャンしない自信のある人はクレジットカードでも支払いができるのかな^^実際、中国出張にいかれるビジネスパーソンさんたちはどのように対応しているのでしょうか……この煽っているおばさんに知恵を授けていただけるとうれしい。。。
仕事でも使う
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中国No.1のイヤフォンメーカーの社長が前職をやめた理由
娘の学校の手続きが……
多分、谢冠宏も思いもよらなかったのではないだろうか、フォックスコンの創始者である郭台铭の元、最年少で事業部長になり、毎年会社に百億以上の売上をもたらし、アップルやamazonのKindleなど大口顧客の注文を取り付けたのに、突然まったくばかげた事で追い出されてしまうなんて!
2012年の10月下旬、谢冠宏は台湾から日本へ向かう飛行機に乗っていた。東京へ娘の学校の手続きに行こうとしていたのだ。離陸直前になって、彼の携帯が突然鳴った。ファックスコンCEOの郭台铭が彼にどうして会議に出席しないんだ!と詰問している。「もし帰ってこないなら、もう戻ってこなくていい!」
谢冠宏はすぐに謝って、「いや、前もって休みは申請してあったんですが、秘書がスケジュールに記載ミスをして…」と説明したが、この電話をすぐに切られてしまい、彼も「辞めます」と宣言してしまった。 谢冠宏の能力をよく知る同僚たちは皆、彼を説得した。「だいじょうぶだよ、社長の怒りが収まったら、彼に謝りにいけば、きっと許してくれるさ」
しかし、谢冠宏はそうはしなかった。彼の心はすがすがしかった。これは会社に入って以来10年ぶりの、二回目の休みをもらう時だ!
因为请假,他惨遭富士康开除!50岁开始创业,一不小心居然成为了“耳机之王”!
……そんな理由でやめさせられたって、めっちゃ理不尽。フォックスコンの社長って(汗)……と思ったんですが、さすが優秀な方だったんですね、、、転んでもただでは起きないとはまさにこの事。
彼はその後、半年間の時間をかけて、一緒にフォックスコンをやめた仲間たちと毎日のように深圳に集まり、何を作るか、を話し合います。で、これまでやってきた得意なことをもう一度やった方がよい!と主張する仲間たちに対して、「いや、そうはしない」と拒否。
「僕は、イヤフォンを作るよ」
彼は試行錯誤の末に、イヤフォンを作り始めるわけなんですが、今までと違ったのは、毎回新しい商品を世に出すときには、サプライヤーと共同開発したものを売る、という方法。技術が盗まれてしまうーと心配する仲間をよそに、とにかく合理的なしくみを取り入れ、消費者の要望をすぐに製品に活かして改善することを徹底していきます。唯一のKPIは、消費者満足度No.1のイヤフォンブランドかどうか。2013年には小米(シャオミー)とヘッドセットタイプイヤフォンを発売。今では中国No.1の流通量を誇ります。
アップルよりもファンが手ごわい
最初から順風満帆ではなかったみたいですね。挨拶に行ったら、サプライヤーから詐欺師扱いされた事もあるらしい。ファンからも「ズボンのポッケにいれたまま洗っちゃった」と微博に投稿されたら「なにくそー」と、出荷前に、洗って乾かして洗って乾かして…と3回やってから出荷OKにしたんだそうな。す、すごいです。今は、「とにかく謙虚に頑張って、いつかアップルを抜きたい。中国台湾のイヤフォンは世界一を目指す!」んだそう。頭がいいって、こういう人の事をいうんだなー。50歳で起業……かっこいい……。私がいいなーって思ったのは、失業しちゃったあとにみんなで「何を作ろう?」って考えたってところです。もちろん何を作るかは前とは違う道を選択するわけですが、やっぱり「何かを作る」っていうところは変わらなかったんですよね。だって、有能なんだから、きっともっと他のことだってできたと思うんですよね。でもやっぱりものを作るってあたりが古風な私には響きます。私はまだ使ったことがないんですが、チャンスがあれば1Moreのイヤフォン、買ってみたいです。
なんかよさそう……欲しいじゃん……
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カルビーのフルグラ復活@中国越境EC市場
「フルグラ」は現在、宇都宮市の清原工場で生産している。カルビーは輸出を行っていなかったものの、中国からの訪日観光客などに人気となり、中国のオンラインなどで60億円程度の売り上げがあった。しかし、中国政府が栃木県を含む1都9県の食品の輸入規制を厳格化したことで、流通量は大きく減少していた。今回、北海道と京都という規制対象外の都道府県で生産したフルグラを越境ECで販売することで、中国でのニーズに応える。
今後、越境ECで取り扱うカルビーの全商品において、アリババと協働していく。中国では、日本の人口に匹敵する約1億人が越境ECで買い物をしているという。(上の記事の引用)
ロイターの記事に一切今年の315晩会の事が書いてないけど……
315晩会っていうのは、中国のCCTV(中国中央電視台)が国際消費者権利デーである3月15日に毎年放送する生放送の暴露番組の事。番組では、中国の政府機関(最高人民法院、最高人民検察員、全人大、他多数の機関)と協力し、中国社会で消費者の不利益になるような企業の実態を報道してきた(※私が以前取材した内容のメモより)
多くの人に知られてる事だけど、今年のこの番組上で、カルビーのフルグラと良品計画の無印良品の商品はやり玉にあがりまして……まあ、無印の方は完全に中国人の日本語の誤訳+食品表示の見間違いだったんだけど、カルビーの方はまあ若干抵触するところがあったと言えばあったんですよね。それが上の記事の太い赤字のところなんですけどね。で、番組で初めて取り上げたみたいになってるんですが、監督官庁からの指摘は実は番組前に入ってまして、ブルグラはすでにネット上から姿を消していました……。
↓「カルビーフルグラすでに販売した24万袋、購入記録があれば返品に応じる」
ということで返品騒ぎになってたくらいなんですよね……。
それを今回規制がかかってた生産工場のところをちゃんとして、中国越境ECに再度挑戦!ということなんですね。いやー、大変だったでしょうね、食品会社とか内情しらんけど。
でもまぁ……そりゃそうだよ……日本人全員が買うくらいのEC市場があるんですもんね、中国には。カルビーも315晩会ごときで屈してるわけにはいかないですよね。フルグラは私の中国人のママさんたちも好きです……香港、深圳にいったらよく買ってきてました。普通のママかっていうと、、うーんちょっと違うかな、かなりお金持ちのママさんたちで、食事もオシャレを意識している人たちな気がしますよ。子どもがよく食べるからだと思います。ってか、うちも次男が好き……こんなん小さいときから食べたら太るわー。でも私も好きだけどね……。
ちなみに、カルビーのお菓子とか、パッケージを丸パクリで中身だけ全然違う商品とかも出回っていたりします。そのために本物ですというのを見分けるためのQRコードとかをつけて、製品番号を一個一個トラッキングできるようにしていたりします。
……それもいつかパクられそうでならないが……いたちごっこですね。
なんか無印良品はすぐにいろいろ説明してたけど、カルビーはこれといった反論をしてないようにも見えたんで「だいじょぶかな」って思ってたんですよね。よかった。カルビーさん、がんばれー!(一切回し者&関係者ではございません……)この件は興味があったのでいろいろ調べてたのと、翻訳の仕事もいくつかあったのでちょっと詳しいのでした^^
話逸れますが、これも読んでます。勉強になるわー。
放置されているお金の使い道~余額宝とか自転車とか~
余額宝の収益率が上昇している。この7日間の収益率はすでに4.028%に達し、この収益率は去年の12月始めの2.5%から60%も上場している。
余額宝とは…自分のアカウントの支付宝(Alipay)にチャージしている残高を余額宝に移して、そこで運用するオンラインMMFです。
これ、微信は理財通でしたよね。
……金利が年4.2710%……
中国にいる間にやっておけばよかった事はいろいろあるのですが、儲けたいという事よりも、使ってみたかったという気持ちが強いのがこの「余額宝」や「理財通」です!上記のキャプチャは、今でも使っている微信から拾ってみました。中国にいるとき、私の中国語の先生はいわゆる80年后の方だったんですが、結構慎重な人だったので、理財通などについて、先生もやっていなかったし、すすめられませんでした。(※外国人もビザ持ってればできるはず)が、その先生が妊娠出産休暇中に知り合いになり、中国語もたまに習っていた二人目の先生は90年后……性格もあるとは思いますが、現在のキャッシュレス社会にも通じるように「お金持ちなのに、なんで使わないんですか?」と聞かれました。(お金持ちじゃないけど…先生たちからしたらお金持ちに見えたんだともいます)
この余額宝はサービスがスタートしたのが2013年頃だと思いますが、とある記事によれば20代前半が利用者の約1/3だったとか。なるほど、先生の年代とも合致します。
さて、いわゆる「放置されている」資産を運用するという考え方は、今のシェアリングエコノミーに通じていますよね。
現在、中国サイトのテック系のページには毎日のようにニュースが上がってきているシェアリングサイクル(※)ですが、施錠のシステムは大半がQRcodeをかざして、電子決済、という流れですよね。あー使ってみたかったな。電動チャリもあるんだってね。で、ちょっと調べてみると、サービス毎にデポジットが違うみたいなんですよね。99元のところもあれば、大手や電動チャリは299元とか。
ちなみに、新しもの好きの広州のママ友たちに聞いてみると「いやーーっちょー便利だよ。あんたも来て乗りなよw」とか「mobikeの方がXiaomingBikeよりいい!」とか、「私、色で決めてる~」とか。他にも「使い始めたときはよかったんだけど、もう激混みの時間帯には全然なくって、頼りにはできない」「めちゃくちゃに駐輪するし、壊したりする人もいるから、使い続けるのは不可能」とかいろんなご意見いただきました。
で、私はこのシェアリングサイクルのニュースを眺めながら「どうしてこんなに資金調達できるんだろう。一体何で儲けるのかよくわからない……」と思っていたのですが、まあ普通に考えると広告ですよね。でも、自転車の広告なんて見るのかなあ。あれですか、あとはビックデータ、ですか?でも……一つ思いつくのは、今日書いている「放置されているお金」つまりデポジットです。デポジットを運用するつもりだったりするのだろうか。だとしたらなんとなくガテンが行くような気も。ただ、デポジットなので、いつでも戻してもらえる、という事のハズだとおもうので……どうなんでしょうか。多分今は利用者をとにかく増やす事、他社との利用者の奪い合いに力を注いでいるみたいなんで、使ってくれたらお金あげる、くらいの状況だと想うのですが……。
※Mobike(摩拜単車)、ofo(共享単車)、小鳴単車(Xiaoming Bike)、小藍単車(Bluegogo)など
ジャック・マーさん教えてくれ!