中国語ばたばたITブログ

中国語翻訳業をぼちぼちやってます。仕事のかたわら、気になる中国のIT、SNS、越境EC、物流、教育のニュースとか。中国の広州に5年住んでた二児の母。ダンナと長男はラガーマン。次男はいつから始めるのかな。

華僑のおいらがiPhone工場で働いてみた@中国

ニューヨーク大学に通うワーグナー(他の記事によるとデジアン・ゼン(Dejian Zeng)氏)という華僑の学生が中国・上海近郊のiPhone工場で6週間働きました。週6日、彼は一日1800個のネジをiPhoneにねじ込みました。毎日毎日同じ作業を繰り返していきます。

どうして彼がこんな事をすることにしたのか?もちろんお金儲けのためではありません。働いても手にするのは月3100元くらい(約450ドル)ほどの給料で、このお金では自分の手で組み立てたiPhoneすら買えません。

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インクルーシブ・ファイナンスと一帯一路

(以下、ジャック・マー氏のインタビュー部分より一部翻訳)

習近平主席が提唱した「一帯一路」は本当に素晴らしい創意と構想だと思います。私たちからすれば、一つのチャンスでしょう。私は去年820時間飛行機にのったので、一帯一路構想はとても重要な事だと受け止めています。(いろいろな場所に)訪れた目的というのは、私たちがどのような場所でも違う事ができるという事を確かめるためでした。訪れた場所でものを売る事を考えたり、もっと安い労働力や原材料を持ち帰るためではなく、その場所で雇用を創り出し、経済を創り出し、人々の暮らしを豊かにするために訪れたのです。

「一帯一路」と元来のグローバル化の一番大きな違いは、すべての人に恩恵のあるグローバル化かどうか、という事なんです。より多くの若者に、より多くの女性に、より多くの零細企業に、より多くの発展途上国に参加する機会を与えています。ですから、私が走り回った後に感じたのは、チャンスでもあり、責任でもある、のです。

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中国人はZOFFへ行く?

ゾフってどこのブランド?ゾフの眼鏡ってどうよ?

ゾフは比較的知られてる眼鏡のチェーン店です。ゾフのウリ文句は低価格、高品質。会社を始めるときにこの小売戦略はすでに決まっていたようです。Zoffのoffは割引とか値引きという意味で、Zはアルファベットの26文字の一番最後のzからきていて、最後なので限界とか極限とか、という意味だそうです。二つを組み合わせると、もう下げられないくらいまで価格を下げる、という事になります。このようなブランドのコンセプトはお客側としては当然嬉しい話ですよね。

 

www.000219.com

まあ、上記の情報は、Wikiとかにも出ている件なのですが、私は初めて知りました!最近、広州から日本に出張に来たり、旅行に来たりする人から「眼鏡屋にいきたいんだけど……」「実際に行って買ってきたわぃ!」という話をよく聞くようになりました。たしかに……最短だとレンズの在庫さえあれば25分で受け取れるし、相変わらず円安だし(前よりは少し中国人には損になってきたかもしれませんが。今だいたい1元=16.5円くらいか。2015年のときは18-20円近かった)中国国内で買うよりも安いものとして、ユニクロと眼鏡はたしかに日本で買った方がいいかもしれない……。

それにしてもZoffってすごいですね。上海に9店舗、江苏にも5店舗、成都にも1店舗あって、シンガポールにも進出してるんですね。広州にはないから、日本にきたついでに買って帰るのかな。広州にも私が帰るくらいには、韓国系か台湾系の眼鏡屋が大型のショッピングモールに出店してたけど……。

↓結構、実店舗の満足度も高いようです

ZOFF(美罗城店)怎么样,好不好的默认点评-上海-大众点评网

 

ちなみにネットだと、天猫にフラッグショップを持ってます。

 

まあ、私が今欲しいのはコレですけど!!!

 眼鏡だから眼鏡屋さんで売って欲しいよ?

Ctripの勢いがすごい気がする

Ctripは昨日5/11未明のニュースで今年3月31日付けの第一Qの未監査決算を報告した。財務諸表では、Ctripは第一Q純利益が61億RMB(約8.84億ドル)、同期比46%、株主の純利益が8200万RMP(約1200万ドル)となり、前年同期の株主に対する16億元の純損失とは対照的だ。

tech.sina.com.cn

で、今日のニュースでは、

ドイツのメディア大手ProSiebenSat.1 Media SE傘下のインターネット旅行会社の入札を検討している。

tech.sina.com.cn

まあ、ユーザにとっては便利になるのが一番いいんですが、Ctripって去年11月末くらいにスコットランド拠点のSkyScannerっていうインターネット旅行会社(フライト検索会社ともいうのか)を買収しましたよね。

Ctripというのはまあ中国でもかなりメジャー、駐在してる日本人でも使っている人が多かったんですよね。最初の頃は、ネット決済とかできなかったり、日本語対応とかもなかったので使ってるのは我が家みたいな中国語できる家(ちなみにダンナは私よりできるんですが)くらいだったんですが、2014年くらいからだったかなー、日本語対応もできるようになって、そこそこ中国語ができる奥さんなら勇気出して買ってる人いましたね。私はExpedia派だったんですが(電話対応最悪だけど)、ダンナは結構Ctripで買ってましたね、ラグビーの遠征チケットを!(※日本代表じゃないですよ。駐在員たちの大会があるのです)

 

ちなみにExpediaの電話対応は最悪、というのは、まずオペレーターになかなかつながらないんです、電話が繋がったあとにものすごく待たされる……。まじでつながってから20分は待つのを覚悟した方がよい……ただ、もしかしたらなんですが、我が家「日本人だからとりあえず日本語で」問い合わせたいにも関わらず、アカウントに登録されている電話番号は中国の携帯だったりしたんで、もしかして、中国オフィスの中の日本語できる人とかにつなげるために遅かったりするんだろうか……なぞです。とりあえずアカウントの登録電話番号は日本に変えましたが、この前日本から問い合わせでかけても中国人のオペレーターに繋がったので、もしかして登録電話番号でどこのオペレーターにつなぐのかを決め、その後、その中で合致する言語の人を選ぶ、というような事をしているのだろうか。とりあえず、お客様対応を何とかしてほしい。

Ctripの話に戻ると、ダンナがやってた当初の決済歩方法は、なんか代引きみたいに、チケットと交換に家までお金取りに来るというなぞの方式だったんです。でもなれない日本人からすると、代引きは安心感があるので、使い勝手がよさそうでした。そのうち、WechatPaymentとか支付宝とかで決済できるようになったぽく、友だちとかはそれを使っていたような。

Ctripはたしかに安いは安いんですよね。ただ、購入できる便数が少なかった記憶。微妙な時間帯に発着する便がおおかったりして。子どももいるので、私は全便調べられるExpecdia派なんですが、なんか深夜とかに出発しても全然だいじょうぶだし!みたいな若者はCtripおすすめです。もはや便数とかもめちゃくちゃ増えてるのかもしれないですね。

日本からの片道チケットだけ買って、帰りはタイで買うとすごく安い、みたいなことをYoutubeホリエモンが言っていた気がするのですが(不正確)もっとお得な買い方ってあるのかな。CtripもExpediaもうまくつかってやっていきたいです。

 

amazonで検索したら、旅行会社の面白そうな本発見

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キャッシュレス化と個人信用機関

昨日、中国聯通と芝麻信用が信用システムを導入して、カード番号やスマホの購入、プリペイドスマホ、請求などのあらゆる方面の業務提携を発表した。芝麻信用は650ポイント以上ある中国聯通のユーザには、特定のサービスメニューで通話料のデポジットを必要なしとしている。

ーー

芝麻信用は阿里アント金融サービス集団傘下の個人信用調査機構で、クレジットカード、消費者金融、投資、ホテル、不動産、旅行、結婚恋愛、学生サービス、公共事業など多くのユーザーを抱え、信用調査サービスを提供している。芝麻信用はさらに蘑菇賃貸サービスプラットフォームやofoなどの自転車シェアリングとも業務提携し、信用(ポイント)が高ければデポジットが免除されるサービスを開始、また、今回の中国聯通など、モバイル業界での「先に楽しんで後で払う」というビジネスモデルをスタート、ユーザは先に提供されるサービスを楽しんで、後で通話料などお金を払う、というシステムだ。

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のっけから話が若干それますが、中国のキャッシュレス化、ほんとに驚きますよね。正直完全にキャッシュレスに関しては中国に抜かれたというべきでしょう。まあ、各国の事情や国民性も違いますから、抜かれたとかなんとかっていう事じゃないのかもしれませんが……。私もいまだにコンビニやスーパーでニコニコ現金払いをしている事もあるくらいですが、結局日本ではデビットカードみたいな仕組みとか電子マネーみたいなのが、なんとなくおっかないかんじで敬遠されちゃったのがよくなかったのだろうか?いや、使ってる人は使ってますよね。なんかこう分かりにくいんだよなー。LINEだって決済システムあったとおもいますが流行ってる感じはしません(知らない所ではやってんのかな)

さっき広州で仲の良かった友人に「ほんとにキャッシュレスになってんの?あの野菜とか肉とか売ってる市場とかでもモバイル決済してる?」ってきいたら、「そうそう、スーパーはもちろんだけど、普通の屋台みたいなところでも、スマホかざすだけで支払いしてるよ。やっぱり微信での決済が一番多いかなー。タオバオで買い物するときは支付宝ってかんじだね」と……。いやー、私が帰国しからの2016年という一年でものすごく変わったみたいです。ウソみたい。もちろん、私がいるときから、知り合い間での微信決済はよくやってました。特に最後2015年とか、中国語習ったり、友だちの割り勘とか、支払いとかそういうの中国人とだけではなく、日本人同士でもやってました。

ママさんの間でも現金を会って渡さなくてもいいこの微信方式はほんとーに便利だった。

今の段階で、この「個人信用調査」という事で、いわゆる一般の中国人が得られるメリットは、せいぜいシェアリングエコノミーでのデポジットがなくなるなど、前払いする必要がなくなるという程度の事なので、あまり生活上でそこまで影響はないようなのですが、彼らにとってはどうも、消費者金融的な業務の方の影響が強いようで、結局簡単に大学生などにお金を貸してしまう(借りれてしまう)事が社会問題化しているようです。借りすぎて返せずに自殺する、という大学生などの若者が続出だ……と。

お金と信用の関係は一歩間違うとおかしな事になりますよね。国が一丸となって「キャッシュレス化だーーわー」と動くときの中国は半端ないですが、やっぱり日本人がじみーに心配してる問題も当然出てくるわけです。友だちいわく「中国人はやることすごく早い。失敗はあとから片付ける」という言葉に猛烈納得なのですが、やっぱり日本人はあとで出てきた失敗が致命的なものだったら……という事をすぐ考えますよね。どっちがいいか、今の私には判断つかないな……。

なんか色々勉強するならコレを買うか…… 

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百度が実名制を本格採用

百度バイドゥ)が6月1日より全面的に実名制を導入する。ユーザは携帯のみで認証を完結させ、直前まで利用していたメールアドレスでログインしていたアカウントや、適当な携帯番号でのアカウントは必ず実名での認証が必要になる。

 

実名認証について、百度はかなり前から携帯のみでの認証にするよう注意喚起していたが、アカウントを完全に実名にするまでは要求していなかった。現在では、百度はメールアドレスでの会員登録を禁止しており、必ず携帯番号を使う事を強調している。しかも、使える携帯番号は必ず国内のもののみとしている。ユーザは、もし、実名認証できない携帯番号を使っている場合は、6月1日以降は制限付きでログインする状態になる。

 

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実名とニックネーム……東京で大手ITに勤めていたときには散々これで議論したんですが、これからは実名制だ派と、いやいやそう入っても日本人てさ&ニックネームでやらないと使いづらいサービスも多いよ派とで侃々諤々でしたね。当時かなりFacebookがキテるみたいなときだったので……。まあ、会社が大きくなり、サービスも増えるといろいろと難しかったなーとか。

とはいえ、中国の場合は、記事の中にもありますが、国信办と呼ばれる国の機関(国務院情報部…といえばよいか)が<<インターネット上でのユーザーアカウントに関する規定>>みたいなルールを公布しているため、どんな人もそれに従わなければならないんですよね。

私が中国にいた……何年だったかな、2014年から16年くらいの間だったと記憶してますが、携帯の実名制は完全に導入されました。たしか外国人はパスポートなどを携帯キャリアの窓口に持っていって登録しなければいけなかったんじゃなかったか……つまりはそのような「電話実名制」そして、すでに導入済みなんですかね「宅配便実名制」「動画プラットフォームでの実名登録ログイン」とかそういう「ユーザの実名制」が業界の中で非常に求められてきてまして、とりあえず今回の百度の会員登録(やログイン)もその過程での「実名制導入」という事なのだと思います。

しかし、やっぱり中国は実名制にしないと……管理できないですよね。実際詐欺とかも多いですし、キャッシュレス化も控えてますし、金が絡むところが多すぎるので、実名制にしておかないとわけわからない事になりそうです。何せ人が多いから……。

 

この本読んでみたいです。ちょっと古いかな。

関係ないけど、私、中国では格安SIMのFREETEL とかいう謎のスマフォをしばらくつかってましたね。。。それを限界まで使って、その後、小米に切り替えた時に「早く小米を使っときゃよかったーー」と思いました。やっぱり郷に入っては郷に従え、中国に入っては中国の携帯を使えって事だなーとか……。今だと流行りは小米じゃなくてどこの会社になったのかな。

 

これ、はやってたなー。

というわけで、中国で携帯落とすと大変なことになりますよ……。日本でもだけど。

中国人の予防医療

 (記事の一部を意訳)

<偉大な進歩だ!たった1滴の血でガンかどうか分かる 臨床での使用も認可>という見出しがネット上を駆け巡った。清華大学生命科学学院の罗永章のチームが熱ショックタンパク質90αのシャーレでの実験から発見した。患者の血を1滴取るだけでガンの病状をモニタリングし、治療効果を測定できる(1滴の血でガンだと分かるとは言っていない)。ネット上では人々が口々に言った「これが本当なら、なんて素晴らしい知らせなんだ!」

 

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予想どおりといいますか、上記にも書いてありますが(本文中にも)「ガンだと(100%)測定できる!」という事ではない、と発見した罗永章さんもすでにデマを打ちしているんですね。インタビューの中でも、1滴の血だけでガンが分かる、という言い方はあまり正しくなくて、正確な言い方をすれば、腫瘍のモニタリングができる、という事なんだそうです。

放射線の影響と費用が高い事で、CT撮影での検査は普段頻繁に使用されるのは適当ではない、だから、腫瘍マーカーがガン患者の予後と治療効果の評価としても応用価値がある、と考えているんだそうです……。うーん、まあそれはそうですよね。

 

私の父は胃がんになったことがあって、幸いその後5年間(もう8年になるのか)再発していませんが、そう簡単に医者も「ガンです」というのを断定しないように聞いています。ある程度検査を繰り返す、と。そういえば、腫瘍マーカーがどうのこうのと言っていました……。私はIT関連の翻訳が多いので、メディカル系の知識も増やしていこうと想っているのですが、、、これは常識としても勉強しておかないといけなさそうです。

富裕層の中国人の日本への健康診断ツアーのようなものが結構流行っている、という話が前にあったなーと記憶があります。そして、今更という感じもありますが、ホリエモンこと堀江貴文さんが「予防医療」にも参入していいますよね。

中国人にはもともとホリエモンが提唱しているのとは違う意味での予防医療の考え方がとても強いです。中医の考え方から、というのでしょうか。私の中国人の知り合いでも、コーヒーを飲む女の子は結構な都会っ子で、普通の女性はほとんどのみません。カフェインは体によくないという考え方が定着していますし、老若男女とにかく体を冷やさないようにするし、水は頻繁に飲むようにするし、と、書くと当たり前なんですが、日本人よりもそこらへんは徹底しています。冬場の日本人と現地の中国人の着込み方の違いは歴然です。真冬のある日、子どもに着せた服について「今日はかなり着込んだな」と思っても「この日本人ママってば、また子どもに薄着させて!」みたいな事いわれるのはしょっちゅう。中国は残念ながらまだまだ医療水準も進歩途上だし、簡単に医者にもかかれない(かかることはできるけど、猛烈に並ばないといけないし、面倒くさいわりに医者に見てもらえるのは5分とかなのでみんな行きたがらない)ので、とにかく未然に防ぎたいという思想がむちゃくちゃ強いです。そのへんは日本人ももっと見習わないといけないのかもしれません。そんな人たちに「1滴の血でガンかどうか分かるらしい」という話があると、瞬く間に広まるのはなんとなく分かります。健康に対しての意識がすごくつよいんですよね。医療系なので難しいのかもしれませんが、個人的には中国人に予防医療サービスをがんがん売っていった方がよいように思います。

……でも、ガンだって分かったとして、早期だったらいいけど、早期じゃなかったら……脳ドッグでCTとってもらった事がありますが、あのドキドキと似ているな。知った方がよいのか知らない方がよいのか……。事前に覚悟が必要です。

 

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辟谣

ピンイン//yáo

動詞 うわさの真相を述べる,デマ打ち消す.


ピンインzhǒngliú

名詞 〔‘个’+〕腫瘍.⇒瘤 liú ,瘤子 liú・zi .肿

验血
ピンインyàn//xiě

 

批准
ピンインpī//zhǔn

動詞

(下級機関が出した計画・報告・提案・願い出などを上級機関が)承認する,許可する,同意する. 


严谨
ピンインyánjǐn

形容詞 (書き言葉に用い;思想・生活・詩文・言語・仕事・人物などが)厳密である,謹厳である,真摯である,おろそかにしない,ゆるがせにしない.

 

ピンインjiū

動詞 (手で)ぎゅっとつかむ,つかんで引っ張る

 

监测

 

筛查

 

 

 

夸大

ピンインkuādà

動詞 *1事実をゆがめて)誇張する大げさに言う

 

 

 

*1:貶し言葉

Iさん

東京で勤めていた会社の前社長がお亡くなりになりました。Facebookを見て、元同僚が写真付きで「ご冥福をお祈り致します」と投稿しているのを見て、驚いて息をのみました。私が勤めていた時代の社長さんです。

60歳……若すぎます。しかも、情報ですと、カリフォルニアで交通事故だとか……。言葉が見つかりません。

私は下っ端だったので、何度かしかお話した事はありませんが、上司共々怒られた記憶しかなくて、でも、みんな恐れてたけど、尊敬してたし、大好きだった事はよく分かりました。こっちが一方的に「すごいなー」って思っていた存在です。

まさか亡くなるなんて、思いもよらなかっただろうな……悲しいです。

 

人間、亡くなるときって本当にあっけないです。そんな私だっていつどうなるか分かりません。

 

やっぱり、やりたい事やっていこう。それしかないんだな。

 

ご冥福お祈り申し上げます。

 

 

仕事と家庭の両立やめた

正確に言うと、外に働きに出ている仕事(会社)と家庭の両立を2ヶ月前にやめた、という事です。今は、このブログの通り、中国語の翻訳や中国語関連の仕事をしています。

私は中国から戻ってきてから、いろんな事情もあって、在宅の仕事と会社の仕事をはじめました。まぁ、最初は、また会社で働けるというのはありがたい事だ、と思っていたし、今でも「お金を稼ぐのは会社で働くのが一番効率的だな」と思うのですが、しずかーにやめました。

1、会社にいる大半の人の生産性が非常に低く、もっと効率よくやろうとかそういう意識が異常に乏しい
2、こんなことに時間をつかっていては、死ぬときに後悔するのではないか
3、ダンナの体の調子が悪い

というのがやめた理由です。

3もなくはないですが。特に1.2が大きいです。2は昨年末にお義父さんが亡くなったのが大きく影響しています。亡くなるまでがあっという間で、とくに最後の何ヶ月かはなかなか家から動けなくなっていました。当たり前なんですが、その数ヶ月だけでも、旅行に行ったり、色んな人に会えてたらいいなと思いました。大人になると、1ヶ月2ヶ月くらいのペースで実際の生活の予定を見たりして「あと1ヶ月は頑張って●●してみよう」とか「子どもの夏休みさえ乗り切れば」などと、我慢するスパンを数ヶ月単位で考えてみたりすると思いますが、やっぱり1ヶ月とか長いよな、って思います。だから、やめました。

実は働いていたのはダンナも勤めている会社なので、私は自分がやめるときにダンナにもこういいました。

「生産性が低すぎるし、社員の意識も低すぎる。10年後20年後、下手したら会社がないかもしれない。私たちを養うために、あの会社に居続けるのは、もしかしたらあなた(ダンナ)にとってよくないかもしれないので、もしアレなら転職をおすすめします。こんな会社に10年も勤めてくれて本当に感謝してます。」

ダンナは「そうだねー」と言ってましたが、まあとりあえず昇進も決まっていたのと、まだやりたい事も会社ではあるようで、たまに愚痴をぶつけてくれますが、それなりに楽しそうに働いています。病気の事もありますが、やめたくてしかたがなくて、というような気持ちにはなっていないのでしょう。何より私たちを養おうと思っているのだと思います。そこが申し訳ない。

そして、そのダンナの好意に甘えて、私は家で働く事にしました。とはいっても、主婦力、女子力は低いのですから、家でもお金を稼げるように働くのです。家事もちょいちょいやりつつ……。

そんなわけで、以前からの仕事をしつつ、新しい仕事を増やすように頑張っています。なかなか収入が劇的に増えるわけではありませんが、これでよかったと思います。

海外に関係する仕事がしたい

というのが今の私のやりたい事です。いや、文字にするともう少し考える余地はありそうですが、また思いついたら書くようにしよう。

それで稼いだお金で、子どもとダンナと”若いうちに”たくさん外国に行って、いろんなものを見てみたいです。日本国内でももちろんいいんですけどね。

この本を次は読みたいな……

経済は地理から学べ!

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とりとめもない、わけわからない文章になりましたが、今日のブログはここまでー。さ、働こう。

中国語翻訳なんかやっても仕方ないのかな

Google翻訳やAIとかMRなどなど(よく分かってない分野がほとんど)、びっくりするようなスピードでいわゆる語学に関するテクノロジーが発展しているのを感じます。このブログは、翻訳の仕事の合間に自分の興味がある事を翻訳したり記事にしてみようと思って始めました。

 

ででで、少しそれますが、落合陽一さんが「朝まで生テレビ」とかでかぶっていたような大きなメガネみたいなやつを装着すると、6秒遅れくらいで相手が外国人でも、何を言っているかを教えてくれる、とかいっていたような。

 

こんなやつですよ HoloLens ロープライスがローでもないな

 

さらに話がそれますが、私はペーパードライバーです。大学4年で卒業する直前に取っておかねばとおもってほんとに身分証明書代わりにとったようなかんじで、取得した2週間後には東京の新宿区で一人暮らしをスタートさせており、たまたま今の今まで車に乗る必要性がなかったんですが……中国から戻って生活をスタートさせてみると「車がなくてしんどい」という事ばかり。ダンナは運転できるので私はしなくてすんでいますがとにかく事あるごとに「車の運転ができないと人にあらず」と言われているような、変な被害妄想を抱いたりしています。

 

で、一度教習所に通ったんですが、2回めのペーパードライバー講習があるという前日の夜中にマジで心臓が痛くなりまして、、、微小血管狭窄症のような異型狭心症のような、一応CTとかで心臓などチェックしましたが動脈硬化などもなく……ということで、私は「車はこわい。乗りたくない」という自分の気持ちが心臓にまで影響を与えたという事にびっくりして、それ以降車に乗るという可能性を模索しなくなりました。

 

ただし、私の心臓と引き換えの、デメリットもやはり多いのです。私の健康と引き換えに、子どもは車で行かなければならない圏内の習い事にはいけません。まあ、私が仕事しているせいもあって、平日の習い事はそもそも厳しいのですが、近頃はワーキングマザーの皆さんも習い事やお受験には「私たちにもできる!」と積極的ですから、学童からアンパイして行かせている人も実は結構いるのです。

また、長男が週末に通っているラグビー教室への送り迎えは基本的にダンナです(まあダンナもラガーマンだし、コーチしてるからいいんですが)ダンナはちょっとした持病があって、車の運転ができにくい場合もあるので、本当は私が運転できたほうが間違いなくよいのです。

 

その後何を考えたかというと、自動運転自動車の事です。全自動ね!もうトヨタでもホンダでも日産でもなんでもいい、自動運転自動車を早く開発して、売ってくれよ!という事です。一生懸命開発してるのでしょうが、まだ販売してくれません。実用化まであとどれくらいかかるのでしょうか。事故したときの責任は誰が取るんだとかいってたら実用化できませんよね。買うときの値段に反映できないのかな。自動運転装置の責任じゃなくて、私の責任にしますわ、といったら安いとか。とにかく、ここに自動運転自動車を求めているアラフォーがいるのです。なんとかしてくれ。

 

でもなんとかなりませんよね、結局時間がかかります。さて、本題に戻ります。中国語や英語の翻訳家や通訳の人はいらなくなるのか。外国語を学ぶ必要はなくなるのか。多分、しばらくはなくならないんだろうなと思います。しばらくっていっても、あと2年後くらいまでは大丈夫かなとか。自動車業界よりも動きが早いかもしれないから、あと2年程度と思ったりしています。あとは、落合さんが装着していたメガネみたいなやつは、話す相手も装着しなければきっとコミュニケーションできない……と思ったりするのです。つまり相手にもそれなりの装備がなければ意味がないのではないか……と。

 

中国はYoutubeTwitterも見れません。著作権的にどうなのかなと思いますが、ログミーの公開しているテキストによって得られた知識はありがたいと感じたことも多かったです。何が言いたいかといえば、中国はまだまだそんなレベルです。もちろん中国国内でYoukuなど代替サービスはありますが、つまり彼らとこっちが同じフォーマットで同じものを利用できるようになるのはもしかしたらだいぶ時間がかかるかもしれない。なので、物質的にも技術的にも相手とこちらが同レベルでなければAIだかMRとか使えない、つまり翻訳とか通訳はやっぱりしばらく必要なのではないか?って素人は思っているのです。

 

多分、翻訳家もいずれは必要なくなってしまう?職業かもしれません。本当はそんな事を一生懸命やるのは無駄なのかもしれない。でもまあ、外国語を話して、外国の人とコミュニケーション取るって楽しいし、知識が増えるから、やめられないし、仕方ないよね。